Chuo yakkyoku group 地域医療に貢献する中央薬局グループ
薬局からのお便り
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薬局からのお便り
2007年
  1. 今月号のお便り
  2. 8月号「大腸がん」
  3. 7月号「日焼け」
  4. 6月号「禁煙について」
  5. 5月号「ダイエット」
  6. 4月号「食中毒」
  7. 3月号「骨粗鬆症」
  8. 2月号「通風」
  9. 1月号「ノロウィルス」
2006年
  1. 12月号「風邪の予防について」
  2. 11月号「家庭血圧測定」
  3. 10月号「緑内障」
  4. 9月号「帯状疱疹」
  5. 8月号「夏かぜ」
  6. 7月号「赤ちゃんへのお薬…」
  7. 6月号「痔」
  8. 5月号「五月病」
  9. 4月号「水」
  10. 3月号「花粉症」
  11. 2月号「シップ薬の使い方」
  12. 1月号「かぜ症候群」
2005年
  1. 12月号「妊娠中の薬の服用」
  2. 11月号「インフルエンザ」
  3. 10月号「メタボリック…」
  4. 9月号「爪白癬」
  5. 8月号「熱中症」
  6. 7月号「虫刺され」
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今月の薬局便り「妊娠中の薬の服用」
 今年も師走、今回は妊娠中の薬の服用についての情報をお伝えします。

 妊娠中や妊娠がわかる前後は、薬の服用はしたくないと思います。

 しかし、いたずらに不安を助長するのではなく、薬の安全性についての情報を知ることが大切です。 平成17年10月3日から、厚生労働省は、国立成育医療センター内に「妊娠と薬情報センター」を設置し、服用による影響について相談・情報収集事業を開始することにな りました。

 これらは、医薬品の胎児への影響については、必ずしも十分な情報がないことなど から、服薬による影響の相談・情報収集について、平成17年1月から3回にわたり「妊 婦の服薬情報等の収集に関する検討会」を開催し、
各分野の委員からの意見を踏まえ、「妊娠と薬情報センター」を設置し、
相談窓口を設置すると共に出生児に関する情報を収集するための
仕組みを構築する事業を開始するものです。


※妊娠と薬情報センターの主な事業は以下のとおりです。

●服薬による影響を心配する妊婦又は妊娠を希望する女性からの
主治医を通じた相談及び対面相談を受ける相談業務を開始する。

●相談事業を通じて、妊婦の同意・協力を得て出生児に関する情報を収集・蓄積する。

●「妊娠と薬情報センター」の連絡先
 〒157−8535 東京都世田谷区大蔵2−10−1国立成育センター内
 TEL:03−5494−7845
 FAX:03−3415−0914
 ホームページ:http://www.ncchd.go.jp/

 妊娠中・妊娠が疑われる時期に全ての薬が服用できないわけではありません。
もちろん、使ってはいけない薬もありますので、医師とよく相談し、正しい情報を得て、
妊娠中・妊娠が疑われるときでも安全に薬を使用できるようにしましょう。
今月の薬局便り「インフルエンザ」
 インフルエンザとは、38度以上の突然の発熱に伴い、頭痛、関節痛、筋肉痛等の全身症状を起こす急性疾患です。 また、通常の風邪と同じ様にのどの痛み、鼻汁分泌も認められ、気管支炎、肺炎、小児においては中耳炎、熱性痙攣などを併発し、重症化することもあります。 我が国では、12月下旬から3月の上旬にかけて流行期となり、この期間に百万人単位で大勢の人が罹患しているという現状です。 インフルエンザは、特に65歳以上の高齢者、呼吸器系や循環器系に慢性疾患を持つ患者、糖尿病などの慢性代謝性疾患、 慢性腎不全などの腎機能異常の患者、免疫機能低下状態の患者は重症化することが多いとされています。

小児においては、まれに急性脳症を起こし死亡するといった問題も指摘されています。


この様な点から、インフルエンザワクチンの予防接種について考えてみたいと思います。

[インフルエンザワクチンの接種時期について]
 インフルエンザワクチンは、通常その効果が現れるまでに約2週間程度かかるとされており、その効果は約5ヶ月持続するとされています。 日本においては、インフルエンザの流行期は、12月下旬から3月上旬が中心となるため、12月上旬までには接種を済まされると良いでしょう。
具体的にはワクチンの接種を受けずインフルエンザに罹患した65歳以上の健常な高齢者について、もし接種していれば約45%の発症を阻止し、約80%の死亡を阻止する効果があったと報告されています。

1歳以上6歳未満の小児については、発熱を指標とした有効率は20%から30%となり、接種の意義が認められたとの報告があります。 また、これらの方と身近に接する機会の多い方も予防接種を行う事により健康被害の拡大の防止に寄与する事が出来ると考えられます。

[インフルエンザワクチンの接種時期について]
 インフルエンザワクチンは、通常その効果が現れるまでに約2週間程度かかるとされており、その効果は約5ヶ月持続するとされています。 日本においては、インフルエンザの流行期は、12月下旬から3月上旬が中心となるため、12月上旬までには接種を済まされると良いでしょう。
 
今月の薬局便り「メタボリックシンドローム」
 これまで生活習慣病と呼ばれてきた、肥満や高血圧、高脂血症、糖尿病は、近年それぞれが独立した別の病気ではなく、その原因が、主に内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪型肥満)が関連していることがわかってきました。 このように、内臓脂肪型肥満によって、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態を『メタボリックシンドローム』といいます。

[症状]
 最近、おなかがでてきた、血圧が高い、中性脂肪が高いと健康診断でよく指摘される、といったことはありませんか?

[診断基準]
 米国高脂血症治療ガイドラインとWHOによる診断基準の2種類がありますが、ここでは参考までに米国高脂血症治療ガイドラインを紹介します。 米国では以下項目3項目に該当するとメタボリックシンドロームと診断されます。
1)ウエスト(腹囲)が男性で85cm以上、女性で90cm以上
2)中性脂肪が150mg/dl以上
3)HDLコレステロールが男性で40mg/dl未満、女性で50mg/dl未満
4)血圧が最大血圧で130mmHg以上または最小血圧で85mmHg以上
5)空腹時血糖値が110mg/dl以上
※1)は、東洋人の場合を示します。

[日常気をつけること]
 あたりまえのことですが、摂取カロリーを抑えた食事、規則正しくきちんと三食食事をとることがまず大切です。 また、体重減少のために、中等度の運動を毎日30分以上(最低10分以上)行いましょう。禁煙するよう努力も必要です。
 
今月の薬局便り「爪白癬」
 爪白癬(爪水虫)とは、水虫の原因である白癬菌(カビの仲間)が爪に入って住みついてしまったために起こる病気で、町の薬局で売っている外用剤では治らない病気です。 水虫というと夏だけの病気と思われるかもしれませんが、現在の環境では、爪白癬に限らず水虫全般に1年中存在します。

[症状]
 爪白癬自体は特にかゆみは無く、外見上は爪が濁ったり、割れたり、厚くなったり、変形してくることもあります。

[治療方法]

 硬い爪は外側からいくら液剤・軟膏・クリームなど塗り続けても治りません。飲み薬で治します。 爪白癬の治療はなんといっても根気が大切です。以前はほぼ1年間くらい飲み続けなければなりませんでしたが、今は新しい薬が開発され3〜6ヶ月服用すれば1年後には約8割の人が完治するようになりました。 出来れば皮膚科で、近くに無ければかかりつけ医でも扱っているところは多いので、相談してみるのも良いでしょう。

今から治療を始めて、来年の夏はきれいな爪でむかえましょう。
 
今月の薬局便り「熱中症」
 熱中症は、高温多湿の下で水分をとらずにスポーツ・作業を続けるとおこりやすくなります。高温や日光に長時間さらされて体の水分や塩分が失われ、体温が異常に上昇することにより発症します。

[注意する症状]
熱中症は、
●血圧が低下してめまい、失神が起こる。
 顔面蒼白となり脈が速くなる(熱失神)
●塩分不足により筋肉がけいれんする(熱けいれん)
●脈が速くなり頭痛、めまい、吐き気が起こる。
 失神が起こる(熱疲労)
●体温が高くなり、汗をあまりかかなくなる。
 意識がなくなり、けいれんを起こすこともある(熱射病)
の4つに大別されます。

[予防と応急処置]

 スポーツ・作業を始める前に充分に水分補給をしておきます。スポーツ・作業中などはこまめに水分補給をしましょう。汗で失われた塩分を補うため、スポーツドリンクなど塩分の含まれる飲み物で水分をとるようにします。 熱中症の症状があらわれたら、スポーツ・作業を中止し涼しい所で休み、スポーツドリンクなどの飲み物を飲ませるようにします。意識がなくなるときはもちろん、めまいなど少しでもおかしいと思ったらすぐ医療機関を受診するようにしましょう。特に熱射病の症状が出たら水・氷や風を送るなどして体温を下げるよう応急処置を行い、ただちに救急車を呼びましょう。
 
今月の薬局便り「虫刺され」
 春から秋にかけては多くの人が、蚊をはじめとして虫刺されに悩まされることと思います。
虫の種類やさされた人の体質によっては症状が重くなることがありますので注意が必要です。

[注意する症状]

 通常は刺されたところに赤い発疹ができ、周囲が腫れることもあります。 ダニやチャドクガによる虫刺されでは赤い発疹が広範囲にできます。注意する症状として、蜂や、 ごくまれに蚊などに刺された場合、気持ち悪くなる、全身が赤くなる、頭が痛くなるなどの症状がでることがあります。 このような全身症状が出たときにはすぐに医師を受診してください。また、刺されたところが化膿(グジュグジュ)している、 腫れがなかなか引かない、あるいは発疹が広範囲なときも医師に診てもらった方が良いでしょう。

[治療]

 軽い虫刺されであれば市販のかゆみ止め(抗ヒスタミン剤含有)の軟膏など外用剤を1日2〜3回塗布します。少し腫れがひどいようなら炎症止め(ステロイド剤含有)の外用剤を1日1〜2回うすく塗布します。 医師を受診した場合にもかゆみ止め、炎症止めの外用剤が処方される場合があります。ステロイド含有の炎症止め外用剤は、ベタベタするほど塗る必要はありません。少量を薄く塗布してください。 症状によってはアレルギー反応を抑える内服薬(飲み薬)も処方されます。薬によっては眠くなることがありますので注意してください。