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赤ちゃんにお薬を飲ませるには

皆さま、こんにちは!
赤ちゃんに薬を飲ませるとき、不安に思うことありませんか?

お薬はお水または湯冷ましで服用するのが原則となっています(シロップ剤除く)。本来は乳幼児も水でお薬を服用して頂きたいのですが、なかなか大変なこともあるかと思います。どうしてもお薬を飲まさなければと一生懸命すぎて、怖い顔で無理矢理飲ませようとしますと、ますます逆効果になってしまいます。どうかリラックスして飲ませてください。また、ベストな方法よりもベターな方法と割り切って、工夫してお薬を飲んでもらいましょう。そこで乳幼児へのお薬の飲ませ方について、いくつかの情報をお知らせします。

①水薬(シロップ)の飲ませ方

良く振り混ぜて、均一にしてから一目盛りずつ1回分をカップに計りとり、飲ませてあげてください。

スポイトなどで頬(ほっぺた)の内側に流し込むとすんなり飲んでくれます。*喉の奥にいれると咳き込んでしまうのでご注意を!

スプーンで少しずつ流しいれる。

☆小さな赤ちゃんは空の乳首(普段飲まれている哺乳瓶用)に1回分の水薬をいれて吸わせる。先に乳首だけを口に入れて、赤ちゃんが吸い始めたら水薬を入れるとこぼさずに飲めます。

なお、水薬は使用の都度冷蔵庫に入れて保管してください。また、計量に使ったカップやスポイトもその都度洗うようにしてください。

②粉薬の飲ませ方

☆小皿やスプーンなどに1回分の粉薬を出して、数滴、水をたらして団子状に練ります。きれいに洗った手か、小さなスプーンで赤ちゃんの上あごか頬(ほっぺた)の内側に塗りつけ、その後お水を飲ませます。

*舌先は苦みを強く感じるため、舌に乗せるのはお勧めできません。

☆ 少量のアイスクリームに混ぜてあげる。冷たい舌触りが薬の嫌な味を消してくれるようです。

☆ 少量のヨーグルトやジュースなどに混ぜる。

*薬の飲み残しのでないように、できるだけ少ない量で試してください。

*ミルクに混ぜるのはミルク嫌いになると困るのでお勧めできません。

*抗生物質などの顆粒・細粒剤では、オレンジジュースやスポーツドリンクに混ぜると苦みが増す薬もあります。

気になることがあれば、お近くの中央薬局グループの薬剤師にご相談ください。